HSPとは
- HSP
- ヒートショックプロテイン
- 熱ショックたんぱく質
すべて同じものですが、さまざまな表現がなされています。
- 簡単な説明
- どんな生物, 植物, 細菌でも持っているもので, 様々なストレスにより増加するが, 特に熱によるストレスで増加する。
- 細胞のなかには多くのタンパクが存在しているが, ここに突然ストレスが加わると, タンパクの構造の異常が起きたり, 異常になったタンパク同士が凝集してしまう。
- HSPは, こうした正常に機能しなくなったタンパクの障害部位を見つけて, どんなタンパクでも治してしまう。
- また, 細胞の障害がひどく修復が不可能な場合には, その細胞を死に導いてくれる(アポトーシス)。
- HSPと免疫の違い
- 免疫の場合は, 抗原に対して特異的にしか起こらず, ある病原体に対して免疫を獲得しても別の病原体(ストレス)に免疫を示すことはない。
- しかし, HSPはあるストレスにより誘導されたHSPによりストレス抵抗性を獲得し, これは他のストレスに対しても同様に抵抗性を示す。
- また, HSPは加温により 2日後をピークに1〜4日後に増加し 1週間後にはもとに戻ってしまう。
- これに対して免疫は, ある特定の抗原に対して長期間にわたり効力を持つ。
- 最近注目のHSP温熱療法
- 42.5℃を超える熱によってガン細胞を死滅させる通常の温熱療法に対して, HSP温熱療法は38.5℃程度の熱によりHSPを増加させて, 傷ついた細胞のタンパク質を修復させるというもの。
- 細胞のほとんどはタンパク質でできており, このタンパク質が傷つけられることによって様々な病気が引き起こされる。
- HSPはこうした障害を修復する役目を持ち, 細胞は傷ついた時に自らHSPを産生して障害を治そうとする。
- HSPは様々なストレス(医学的には精神的, 物理的, 化学的刺激によって状態に変化が生じること)により産生されるが, 中でも熱によるストレスにより最も増加し自己治癒能力が高まる。
- 実際に加温する際には, 腹部(免疫細胞の多くがが腸に存在する)を温めることにより免疫力の向上に繋がる。
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